この記事を読むことでわかる事
●7階や8階、9階等の高層階で光回線を利用する際の注意点ががわかる
●7階や8階、9階等の高層階で光回線を利用する際の光回線の選び方がわかる
●また、10階以上のマンションや、タワーマンション等の超高層階で光回線を利用する際の注意点にも言及しています。
7階や8階、9階といった高層階、またはタワーマンションのような超高層階でも光回線が利用できるのかを、解説していきます。
結論、利用は可能です。
ただ、高層階で光回線を利用する際の注意点や光回線選びのコツが存在しています。
高層階に引っ越した際に、失敗しない光回線選びを紹介します。
7階や8階、9階等の高層階で光回線を選ぶ際のポイントは?
ポイント
●高層階の場合は、光回線は使えるものの、速度の速い光配線方式ではなく速度で劣るVDSLしか使えない場合がある
●今まで利用不可だったNURO光が高層階でも利用可能になった
7階や8階、9階等の高層階では、速度面で劣る場合も
最も普及している、NTTのフレッツ光や光コラボレーション(ソフトバンク光やドコモ光といった〇〇光のほとんどがこれにあたります)の光回線の利用をする場合、低層マンションと比べて速度面で劣る場合があります。
NTTの光回線には速度の異なる2種類の方式が存在している
実は、NTTの光回線(光コラボレーションを含む)には、速度の違う、2種類の方式が存在しています。
そして、高層階であればあるほど、速度面で劣るVDSL方式である可能性が高まります。
高層階にVDSL方式が多いのは、戸数が多いために部屋ごとに光回線を引き込む光配線方式がNTT側のコスト面上難しかったり、建物の構造上難しかったりといったことが理由になります。
なかでもタワーマンションでは、私自身光配線方式に出くわしたことがないほど、ほとんどがVDSL方式となっています。
ちなみに光配線方式でもVDSL方式でも月額料金は変わりません。少し損した気分・・
7階や8階、9階等の高層階で光回線を選ぶ際のポイントは?
高層の場合はそのほとんどの場合が速度面で劣るVDSL方式になってしまうという話でした。
しかし、それでも、NTTの光回線(光コラボレーションを含む)が有力な選択であることに違いありません。
VDSL方式の速度って実際どうなの?
私自身、VDSL方式のマンションに住んでいたことがあるので、私の体感をお話しできればと思います。
私がインターネットで主にすることは、上記になります。
多くの人が該当するような一般的な使い方になるのではないでしょうか。
結論、快適にインターネットができていました。
動画が止まったり、検索の時に読み込みが遅かったりということはありませんでした。
VDSL方式といえどもさすがは光回線。
そこまで悲観する必要もないかもしれません。
ただし、これは普通のインターネットの使い方しかしない私の例です。
オンラインゲームをはじめ、高速インターネット環境を必要とする人たちにとっては、
やや回線の遅さを感じる場合もあるかもしれません。
そんな時は、有線ケーブルで接続する等の解決策が有力です。
7階や8階、9階等の高層階のインターネット回線に、新たな選択肢が誕生!
ポイント
●今まで8階以上では申し込み不可だった超高速光回線「NURO光」が申し込みできるようになった
●高層階光回線のなかでは、現状最速で、速度面重視なら最有力な選択肢
●ただし、導入には管理会社の許可という手間が存在
2019年に新たな動きがありました。
超高速回線「NURO光」の階数制限が撤廃され、従来は7階より低い階に住んでいないと申し込めなかったところから、8階以上に住む場合にも申し込みできるようになりました。
上記が主な今回の変更点の概要になります。
管理会社への許可取りがNURO光導入の障壁
ただし、NURO光の導入には、管理会社への許可が必要です。
光ファイバーケーブルを屋内に引き込む際に、壁にビス留め等を行う場合があるためです。
許可が出るかどうかは、その管理会社の方針にもよるため、許可が出ない場合は、導入を断念せざるを得ません。
まとめ
高層階マンションにお住まいの場合には、NTTの光回線がVDSL方式であることが多く、速度面では1Gまで出る光配線方式と比べるとやや劣ります。
それでも、通常利用を行う分には速度に不満を感じることは少ないと思いますが、こだわりがある場合は、最大2Gの速度が出るNURO光の導入を検討するといいでしょう。
ただし、管理会社の許可という障壁が存在するため管理会社に断られてしまえばNTTの光回線を利用するしかありません(NTTの光回線であれば、大半の高層マンションで導入されています)
そういった場合には、優先ケーブルに接続することで、速度や安定性の向上が図れます。
以上が高層マンションでの光回線の選択のコツと注意点です!
ほとんどの人にとってはNTTの回線で十分かと思われますが、速度にこだわりがある人も諦める必要はありません。
快適なインターネット回線選びの一助となっていれば何よりです。